人事ヒアリングにおいて

 「原課から相談あったときに、考えるヤツやのうて、調べるヤツやないとアカンのですわ。何でって、考えたら簡単にわかれへんっちゅー答えが出るよってです。そーゆーヤツは法制には向かんのですわ。調べるヤツやないと」。先日あった人事ヒアリングでの自分の発言です。
 中央大学の礒崎初仁教授は、地方公共団体の職員を@法律に弱く法律に使われる職員、A法律に強く法律に使われる職員、B法律に強く法律を使おうとする職員の3つのタイプに分類されていますが、立正大学の山口道昭教授は、その著書(「政策法務入門」信山社)の中で、さらに、C法律に弱く法律を使わない職員というタイプがあると指摘されています。
 本市では、Cのタイプの職員が大半を占めています。そんな中では、「調べるヤツ」は、極めて希少な存在なのです。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 22:14 | 政策法務

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