ベンチマーク−本市の場合

 条例のベンチマークとは、「他の自治体の最も優れた条例などのシステムを、自己の自治体の現状と継続的に比較分析して、自己の条例の制度設計・運用に活かすことをいう。」(「条例づくりへの挑戦−ベンチマーキング手法を活用して」田中孝男著/信山社)
自分「これ、どこのんパクってん?」
M君「A市条例ベンチマークしましてん」
自分「この引用条項、間違えてんぞ。2条1項違うて、3条1項やぞ」
M君「あっ、ここはB市条例ベンチマークしたよってですわ」
自分「ほんでな、第4条と第7条とで略称規定、変わってんぞ」
M君「あっ、7条はC市条例ベンチマークしたよってですわ」
自分「お前なあ、いくつパクってん?」
M君「A、B、C、D、Eの5市をベンチマークしましてん」
自分「ほんで全体のバランス悪いんや。用語の整理もできてないやんけ」
M君「えーとこ取りでベンチマークしたつもりなんすけど」
自分「悪いとこ取りになっとるやないかい。あのな、えー条例っちゅーのは、それで一つの物語つくって
 んねん。そこに別の物語を付け加えへん方がえーど。そやからな、ウチでパクんのは1市にせーて言
 うてんねや」
M君「ちょっと直してきますわ」
自分「それとな、パクるんやったら、えーとこのんパクれよ」
M君「パクリ違います。ベンチマークっすよ」

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 22:24 | 政策法務

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