職務上の命令

F君「勤務時間中、××に○○せーて言われたんですけど、そんなんやって、いけるんすか」
自分「うーん……多分、アカンやろな」
F君「××に○○は、職務命令やて言われましたよ」
自分「わははは~。ちょっと説明しとくと、職務命令には職務上の命令と身分上の命令があってな、有効
 に成立するためには、①権限ある上司から発せられた職務命令であること、②職務上の命令は職務
 に関するものであること、③実行可能な職務命令であることが必要やねん」
F君「××に○○て、職務上の命令ですよねえ。ほな、自分の職務に関するものと違うよって無効と違い
 ますん」
自分「職務命令に重大かつ明白な瑕疵があったら、当然無効やねん。そんときは、従ったらアカンねん
 けどな。最初、多分アカンやろうて言うたけど、××に○○みたいに疑義があるっちゅー程度やった
 ら、有効て推定される可能性の方が大っきいやろうな」
F君「ほな、どないしたらえーんすか」
自分「上司に意見具申するか」
F君「意見具申したら変わるんすか」
自分「いや、それでも取り消されへんかったら忠実に従わなアカン」
F君「従えへんかったら」
自分「懲戒の対象や」
F君「ひえ~」

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 22:06 | 地方公務員法

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