文書法規担当主幹

 6月14日の〔朝日新聞グローブ〕第41号で、内閣法制局が特集されています。
 正に法の番人、官庁の中の官庁とまで言われる内閣法制局ですが、本市で言えば、総務部総務課文書法規係がそれに当たります。しかし、法制局参事官と文書法規担当主幹との差は、とてつもなく大きいです。それは、あるケースワーカーが「ケースワーカーが、人格が高潔で、思慮が円熟し、社会福祉の増進に熱意があるなんてとんでもない。ただの事務職員ですわ」とおっしゃっていたように、文書法規担当主幹も、ただの事務職員だからです。
 では、組織的に文書法規担当主幹をレベルアップするには、どうしたらよいのでしょうか。例えば、法学検定合格者等に限って、ただの事務職員ではなく、法務職として任用する方法などが考えられます。しかし、志望者の有無、給料や手当の問題など、本市では、実現の可能性が低いように思います。そうすると、正直、良い方法が思いつきません。
 ところで、本市の文書法規担当主幹として、最も重要な資質は、何だと思いますか?それは、リーガルマインド等ではなく、けんかに強いということです。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 20:43 | その他

コメント

これって 投稿したら特定されるのですか?

投稿者 ななしのごんべい : 2010年6月18日 00:18

リーガルマインド等ではなく、けんかに強いということです。

↑激しく同意。
「闘わない法規は、死んだ犬と同じだ!」という格言を残した偉大なOBがいました。
法規には、理屈しか武器がないですからね。理屈を放棄したら、存在理由がありません。
法規の仕事に「妥協」という言葉は、存在しません。

投稿者 アルブレヒト : 2010年7月4日 15:26

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