組織の名称

 先日、ある市で法規担当をされていた方が人事異動のあいさつに見えられました。その方の異動先が「みらい戦略室」というところでした。
 「みらい戦略室」と聞いて、「ウルトラ警備隊」とか「20世紀少年」の「ともだち」のノリを想像してしまいましたが、そういう感性では、古いのでしょうね。しかし、感覚的で、何をしているか分からないような組織の名称は、あまり感心しません。
 改めて各市町村の行政機構図を見てみると、組織の名称が統一されていないように感じます。同じ市町村の組織でありながら、漢字やひらがなやカタカナが混在しているのはなぜでしょうか。また、機構改革を含めると、組織の名称は、しばしば変更されています。当然、変更には予算も伴います。
 奈良時代、律令国の国名を縁起のいい漢字2文字に統一したそうですが、例えば、部の名称を漢字3文字、課の名称を漢字5文字というように統一してはどうでしょうか。こういう決まり事を作ることで、思い付きの名称変更に少しでもブレーキを掛けることができたらと思うのです。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 20:35 | その他

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