書評というか読書感想文1

 「自治体職員のための政策法務入門1総務課の巻 自治基本条例をつくることになったけれど」(出石稔監修/提中富和・藤島光雄著/第一法規)を読みました。
 おおさか政策法務研究会のメンバーも執筆に関わったということで、書評というか読後の感想を書いてみます。
 はっきり言って、面白いです。架空のあしのべ市総務課の物語として話が進行していきますが、自治体の第一線で活躍している職員が書いたものである(でないと書けない)ということがひしひしと伝わってきます。それでいて、政策法務的な視点が随所にちりばめられていますので、総務課に配属された人から政策法務に興味のある人までオススメの一冊です。
 また、本書は20のエピソードから成っていますが、エピソードごとに付されたワンポイント解説が絶妙です。つい、一気に読み飛ばしてしまいそうになるところを、ワンポイント解説が問題点を整理し、じっくりと考えさせてくれます。
 いくつかのエピソードには、個人的に思うところ、また考えたところもありますので、機会があれば、反則法制でも取り上げてみたいと思います。
 明日からの五連休、一日ぐらい本を読むというのもどうでしょうか。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 20:24 | 政策法務

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