書評というか読書感想文2

 読書感想文第二弾は、「自治体職員のための政策法務入門3福祉課の巻 保育所民営化が住民の大反対にあったとき」(出石稔監修/杉山富昭著/第一法規)です。
 構成は「総務課の巻」と同様ですが、こちらは、架空の海辺野市福祉課(部)を舞台に物語が進行していきます。
 児童、高齢者、障害者、生活保護から介護保険まで、18のエピソードにまとめられていますが、市町村の福祉の現場を熟知した筆者ならではの記述が実に面白いです。
 一般的に、福祉課(部)は、仕事に対するモチベーションが低いと言われています。本市も例外ではありませんが、日々、現場での対応に追われている福祉課(部)の職員にこそ読んでもらいたいと思う一冊です。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 19:41 | 政策法務

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