表の改正

 表の横の区切りを改める場合は、改正箇所を「部・款・項」で特定して行う方式と、改正箇所を「 」でとらえて行う方式とがあります。
別表(第○条関係)
 ┌─────┬────────────┐
 │  A      │ …………………………… │
 ├─────┼────────────┤
 │  B     │ …………………………… │
 ├─────┼────────────┤
 │  C      │ …………………………… │
 ├─────┼────────────┤
 │  D      │ …………………………… │
 ├─────┼────────────┤
 │  E      │ …………………………… │
 ├─────┼────────────┤
 │  F      │ …………………………… │
 └─────┴────────────┘

別表(第○条関係)
 ┌─────┬────────────┐
 │  A      │ …………………………… │
 ├─────┼────────────┤
 │  E      │ …………………………… │
 ├─────┼────────────┤
 │  X      │ …………………………… │
 ├─────┼────────────┤
 │  Y      │ …………………………… │
 └─────┴────────────┘
に改める場合
 自分なら、
「別表Bの項からDの項までを削り、同表中
「 ┌─────┬────────────┐
 │  F      │ …………………………… │
 └─────┴────────────┘」

「 ┌─────┬────────────┐
 │  X     │ …………………………… │
 ├─────┼────────────┤
 │  Y     │ …………………………… │
 └─────┴────────────┘」
に改める。」
とするのですが、どのようにするのが、最も経済的で、かつ、分かりやすいのでしょうね。
 まさか、「別表を次のように改める。」とか。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 21:35 | 法制執務

コメント

 うちの市(というか、うちの市が位置し、事務遂行の基準としている広域自治体)には妙な癖があり、上記のような場合、
「別表【中】Bの項からDの項までを削り」
と「中」を入れます。
 現在では「法制執務詳解」が充実しているので、同書に習って、国に準じても良いのですが、後輩を指導する際に、両方教えてしまう俺がいます。

投稿者 kei-zu : 2009年12月29日 21:05

「別表Bの項からDの項まで及びFの項を削り、同表に次のように加える」でもいいかなと。

投稿者 麟太郎 : 2009年12月30日 15:27

kei-zuさん
「ワークブック法制執務」問234のなお書で紹介されている方法ですね。
そういうローカルルールは、シブイと感じる俺がいます。

麟太郎さん
御紹介いただいた方法も考えました。ただ、勉強不足で、表の最後の項を削って追加するという方法にイマイチ自信が無かったのですが……溶け込みますよね、うん。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 2010年1月5日 19:16

いつも楽しみに拝見させていただいています。(と言いながら、この記事は、本日になって拝見したのですが。)
私でしたら、「別表Bの項からDの項までを削り、同表Fの項を次のように改める。」としてXの項を書き、「同表に次のように加える。」としてYの項を書くのかなあと思います。少し気持ち悪い感じもあるのですが……。

投稿者 hoti-ak : 2010年1月14日 20:08

こちらこそ、「自治体法制執務雑感」、楽しみにしています。
そうですか。hoti-akさんなら、そう攻めますか。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 2010年1月15日 19:20

 

投稿者   : 2013年9月21日 22:25

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