見出し符号

 庁内の文書のデキがあまりにもひどいです。特に、見出し符号については、「◇」や「☆」や「♪」などが用いられている場合があります。
 公文書には、文字だけでなく、各種の符号が用いられます。「。」や「、」などの区切り符号、「u」や「s」などの計量記号、項目を細別する場合に用いる見出し符号などです。一般的には、見出し符号については、次の順序で用いることとされており、本市の取扱いも同様です。
第1
  1
   (1)
     ア
      (ア)
       a
        (a)
 「第1」については省略し、「1」から用いてもかまいません。また、見出し符号の後には、「、」、「,」又は「.」を打たず、1字分空けて次の文字を書きます。
 なお、見出し符号ではありませんが、事項を列挙する場合には、「@、A、……」や「・」(中点)を用いることもできます。「・」(中点)は、本来、事物の名称を並列するときや外国語・外来語や外国の人名・地名などを書く場合などに用いるものですが、事項を列挙する場合には、「「・」と第1字目の間を空けずに、2行目の書き出しを1行目にそろえるのが一般的である」(「分かりやすい公用文の書き方」礒崎陽輔著/ぎょうせい)とされています。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 10:09 | 文書事務

コメント

 「◇」や「☆」はまだ理解できなくもない感じですが、「♪」はオドロキですね。連れにメールでも打ってる感覚なんでしょうかね。
 私の団体でも見出し符号の後に「、」「.」はしょっちゅう見かけます。

投稿者 通行人 : 2008年8月31日 23:40

 

投稿者   : 2013年11月5日 11:35

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ


< 2008年8月 >
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
Links