北高南低

 「秘密のケンミンSHOW」というTV番組をたまに見ています。結構面白いのですが、妙な違和感があります。それは、文化や習慣を「ケンミン」と都道府県単位でくくっているからではないでしょうか。
 例えば、大阪府は、旧国名(令制国)としては、摂津の国の一部と河内の国と和泉の国の3国からなっています。こうした旧国が成立したのは奈良時代です(多分?間違っているかもしれません)。それから明治まで究極の分権型国家が続くのですから、当然、お国(もっと小さな地域)ごとに様々な文化や習慣が出来上がっていきます。現に、大阪府では、摂津・河内・和泉ごとに文化や習慣が違い、また、言葉さえも微妙に違っています。
 大阪府は、北高南低とよく言われます。教育、文化、福祉、医療等々、あらゆる分野で南部(特に泉南地域)は、北部(特に北摂地域)に比べて劣っていると言われています。関西国際空港の開港後も、この関係に変化はありません。
 本市は、泉南地域に位置しています。当然、こうしたコンプレックスは、本市の職員のほとんどが感じています。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 14:05 | その他

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