例規台帳

 「逐条地方自治法第4次改訂版」(松本英明著/学陽書房)216ページには、「議長が送付し、長が署名して公布した条例原本は、当該条例が廃止されるまで永久保存とし、当該条例の改正に応じて、現行条例台帳により整理を行うように配慮すべきである」とあります。この条例台帳、本市では規則その他の規程を合わせて作成し、例規台帳と呼んでいますが、皆さんのところの条例台帳は、どんな仕様になっていますか?
 本市の現行例規台帳は、平成10年からの行政文書のA4判化に合わせて仕様を変更し、原始例規の写しに続いて一部改正例規の写しをつづっていくようにしています。
 それ以前の旧例規台帳は、専用の用紙に原始例規を手書きし、改正があると改正情報を欄外に記載し、赤色二重線を引いて訂正印を押印した上で、改正後の規定を改正箇所の上部余白に記載していました。余白が足りなくなってくると、用紙を切り貼りして記載しますので、頻繁に改正が行われる例規ですと、昔、流行した飛び出す絵本のようになりました。この旧例規台帳の整理には、赤と黒のデスクペン、定規、のり、カッターナイフ、メンディングテープ及び訂正印が七つ道具でした。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 22:20 | 法制執務

コメント

 例規担当ではないので、本市での取り扱いは分かりませんが、例規担当者のみなさんの苦労と努力が伺われる感じがします。

 政策法務には関心があるのですが、法制執務にはズブの素人の私です。(;^_^A アセアセ・・・

 さて、以前ご相談した辞令書の廃止についての検討を始めました。
 私のブログにその経緯を載せることにいたしました。

今後ともよろしくお願いいたします。

http://blogs.yahoo.co.jp/kinkin_kankon/5701987.html

投稿者 kinkin : 2007年5月10日 04:35

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