神奈川県知事多選禁止条例

 本市の現市長は、7年前に神のごとく権力を振るっていた前市長の多選(6期)を批判して当選しました。圧倒的不利と言われていた予想を覆しての当選は、大きな衝撃を与えました。
 これが民主主義だと思います。選挙というツールがあるのに、多選を禁止するために条例(法律)というツールを作る必要性はないのではないでしょうか。条例を制定するということは、色々な意味がありますが、多選禁止のためにあえて条例を制定しようという行為には、為政者の独善的なものを感じます。
 総務省は、神奈川県の多選禁止条例は、違法であるとしているようですが、修正案の地方自治法などの関係法令の改正が行われた後、改めて別に条例を制定して施行日を定めるという方法は、反則法制的には、素晴らしい落としどころだと思います。

投稿者 おおさか政策法務研究会管理人 : 12:13 | 政策法務

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